「可愛い子には旅をさせよ」ということわざがありますが、この冬休みに10歳の娘に1人旅をさせてみました。
もともとのことわざの意味はつらく苦しい旅をさせて、世の中の、大変さを経験させなさいという教えですが、今回の旅は決してつらく苦しい旅というわけではありません。祖父母の実家に1人で飛行機に乗って3泊4日の旅行に行くというものです。JAL スマイルサポート(キッズおでかけサポート)というプログラムをめいっぱい活用しました。実際は1月5日に嫁はんが空港までお見送りして、ゲートで事前にその旨を知らせていた客室乗務員に託します。到着した空港では出口まで客室乗務員が付き添い、そこで祖父母に引き渡すというもの。帰りはその逆パターン。大変さを経験するには至らないけど、娘にとっては1人で電車に乗って出かけたことすら殆どなかったと思うので、これはそれなりのチャレンジだったんじゃないかな。よくできました。パチパチ。
もっとも驚きなのは、祖父母の実家に1人でお泊りに行きたいというのを親が押し付けたわけでもなく、娘自身から言い出したということ。いつまでも子供だ子供だと思っているのは親だけで、実際は我々の知らないところでも色んな経験を積んで成長していっているんでしょう。
こうやってだんだんと1人前の大人になって親から離れていくんですね。嬉しいような、ちょっぴり寂しいような...