PRO3 Race から GP 4000

1週間ほど前に Michelin PRO3 Race から Continental グランプリ4000 に交換しました。
かなり前から Racing 1 に Pro3Race をはかせていたのですが、普段は Racing 5 ばかり使っているので長い期間の割には Pro3Race が長持ちしました。でもさすがに何箇所かケーシングが露出するようになったので交換することに。

交換したタイヤは Continental GP4000 700x23c。*1 実はこのタイヤを買ったのが 2009年2月だったので、約1年半の熟成期間を経てようやく本来の仕事に就くことに相成りました。その間、通勤用には同じ Continental の Ultra Gatorskin をずっと愛用(すでに2本目)していたので、Continental の良さはそれなりには理解していたつもり。しかも GP4000 はクリンチャーのフラッグシップなので、Ultra Gatorskin より悪いはずはないだろうと。
はめ易さの評判は悪くはなかったけど、最初のリアホイールの片面でタイヤレバーの力を借りなければ入りませんでした。でもその反対側とフロントは手だけではまったので、全体としてははめ易い部類に入ると思います。その点は Ultra Gatorskin と同じくらいかな。Pro3Race の方がはめるのは楽な印象だけど、まったく問題なしです。
Pro3Race との比較では、同じ Continental の Ultra Gatorskin の耐久性と耐パンク性から推測すると、GP4000 の方がかなり上だと思います。Pro3Race はとにかく表面の小さなカットが多く、パンクもちょいちょいありました。耐久性はお世辞にもいいとは言えませんでした。
グリップはそれほどアグレッシブな走りをしている訳じゃないので、正直違いはよくわかりませんが、フィーリングは明らかに違います。どちらがいいとかではなくグリップの仕方が違うという感じ。走りの軽さはどちらもレベルが高い印象。乗り心地については、Pro3Race がとても良かったので、GP4000 は正直それには遠く及ばないだろうと思っていたら、なかなかどうして悪くないです。硬いだろうという先入観を持っていたのですが、思っていたよりはマイルド。Ultra Gatorskin に比べると、いい意味でしっとりとした乗り心地(のような気がする)。
Ultra Gatorskin との価格差が1本あたり 1000円くらいだけど、その価格差ほどの差は私レベルではわかりませんでした。GP4000も耐久性が高そうなので、他社製のタイヤと比較すると結局コスト的にも割安な気がします。であれば普段使いにも GP4000 というのもありですが、私は普段は Ultra Gatorskin を使い続けるでしょう。
GP4000 もブラックタイプはブラックチリコンパウンドらしいので、GP4000S との違いがサイドのプリント以外はよくわかりません。どっちもよいのですが、個人的には handmade in Germany と明記されている GP4000 の方が見た目は好きかも。
 
参考までに私が最近使用したクリンチャータイヤ重量比較です。

タイヤ カタログ値 実測値
PRO3 Race 200g 205g
Grand Prix 4000 205g 215g
Ultra Gatorskin 220g 224g

*1:GP4000S じゃないやつ