Pinarello ヘッド周りのトラブル

実は愛車 Pinarello FP5 がヘッド周りのトラブルに見舞われて久しい。
1つはヘッドのガタつきで、停止した状態でブレーキをいっぱいにかけてハンドルをぐいっと前後に押し引きするとヘッドがかっくんと微妙にだが明らかにガタつくという現象。これはステムからヘッド周りのネジを一旦全部ゆるめてから、内から順に丁寧に締め直すことで何度かは対処できていた。しかし、今回はこの方法でも解消しなくなってしまった。
もう1つはハンドルを左右にきるときに、センターで明らかにいったんかくっと止まるという現象。例えば前輪を持ち上げてハンドルを右にきってから真中から左にきろうとすると一旦センターで止まってしまう。もちろんそのままきれば左にきれます。この現象があるとハンドルは真っ直ぐ前を向こうとするので、手放し運転をするのがとても難しくなる。一見真っ直ぐ向いているから直進性が強くていいだろうと思いきや、そうではありません。小さく左右に動かすことによってバランスをとっているんでしょう。
2つ目の現象は裏ヤビツで落車したときからなので、そこで何か問題があったのかもしれません。だとするとちょっと嫌だな。
昨日 Notta に寄ってみてもらったところ、どちらも予想以上にやっかいな問題だったようです。一旦フォークも全部外して、清掃、グリスアップ、圧入れで何とか後者の問題は解決したように思われます。
しかし、残念ながら前者の問題は昨日は解決できませんでした。プレッシャープラグが届かないようで機能しておらず、締めつけることで固定するはずの箇所が固定できずにいる可能性があるとのこと。摩耗/消耗かもしれないが現時点では不明。輸入元と相談し必要であればベアリングなどのパーツを卸してもらうことになりそうです。そうなるといったいいくらかかるんだろうか... 今のところ連絡を待つしかありません。
表面上何ともなさそうでも年月が経つ(長い距離乗る)と寿命だとか乗り味が変わってくるというのは、いろんか箇所が微妙に劣化してしまい、その結果そういった現象が感じ取れるようになるということなのかも知れませんね。私にその微妙な違いがわかるかどうかは疑問ではありますが。(^^;
いずれにせよフレームそのものに問題がなければよいのですが...