Live in Gdansk / David Gilmour

昨年リリースされた David Gilmour の Live in Gdansk。
Live in Gdansk は沢山のバージョンがリリースされており、2 ディスクセット(2 CD)、3 ディスクセット(2 CD + 1 DVD)、4 ディスクセット(2 CD + 2 DVD)、5 ディスクセット (3 CD + 2 DVD)、そして5 アナログ盤セット。私が購入したのは 5 ディスクセットです。これも US, UK, 日本版とそれぞれあるのですが、日本版は1万円超えており高過ぎる、UK版は PALなのでダメ、結局 US版を日本語版の半額以下の4600円で購入。この US版、なんと日本語字幕付きです。
ディスクの内容は日本語版と恐らくまったく同じ。豪華封入物も恐らく同じでしょう。DVDは一部を除いて 5.1ch 音声を収録しています。
ディスク5枚は綺麗な紙ジャケット入りで、カラーブックレットと大判ポスターも付いています。そして白い封筒が封をして入っていました。

(コレクターは封を切らないんでしょうが)封を切って中身を見ると、カラー生写真7枚、カード、バッヂ、チケット、ステッカー、ピックなどが入っていました。これはまさにコレクターズアイテムですな。ちなみに今日 amazon を見ると圧倒的にお買い得な US盤は既に品切れでした。買っといて良かったー。(^^)v

肝心の内容ですが、結論から言うと Pink Floyd / David Gilmour 好きなら買わなきゃ損です。ライブ演奏は、とてもクオリティが高くて素晴らしいです。Pink Floyd 時代の曲もかなり収録されているのも嬉しいです。やっぱり好きな曲がライブで演奏されると、イントロが流れてくるだけでテンション上がりますからね。Pink Floyd のコンサートのような豪華絢爛なステージの仕掛けはありませんが、曲がいいので、やっぱり引き込まれますね。
キーボードは Richard Wright、ギターは Phil Manzanera が参加しています。観客の「リック、リック、リック、….」という歓声のところでは泣けてきちゃいました。*1 それ以外の曲も Pink Floyd の DVD 同様に名曲が流れてくると感動して何故か涙ぐんでしまうんです。ライブ見たいなぁ…
個人的には Time の最初の秒針を刻むリズムところがありますよね。あそこに合わせて観客がアップテンポの手拍子をしているのが、ものすごーく違和感があって馴染めませんでした。私だけ？
DVDビデオの方もライブとしては映像もとても綺麗で、音声もトップクラスのクオリティです。オーディオファンとしても Pink Floyd の名盤DVD PULSEと同様に押さえておきたい CD+DVDなのは間違いないでしょう。

*1:このライブの2年後の2008年に Richard Wright は癌で亡くなりました