ビビビンゴ! へこまし隊

ビビビンゴ! へこまし隊

ビビビンゴ! へこまし隊」(東 多江子著)。
読書好きの長女の強い勧めで読んだ本。対象は小学生中級より。
依頼を受けて悪い大人を仕置きする「へこまし隊」のお話。子供版必殺仕置き人といったところか。子供版なので、仕置きの内容もボコボコにするといった類のものではなく、ユーモアを忘れずに後味爽快である。これは舞台が大阪ということにも関係していると思う。(転校生以外の登場人物はみんな大阪弁で、笑いのセンスは抜群)
でも扱っているテーマは、職権乱用、黒幕、結婚詐欺など大人の読むストーリーと大差はないのにちょっと驚く。子供って、小学生くらいになると、親の知らないところで色んなことを学んでくるんだなぁと改めて実感しました。
ちなみに主人公達が通う都鳥小学校というのは、恐らく都島、長いアーケードの商店街は千林商店街なんだろうな :-)