退院の見通し

入院1ヶ月。
入院中といってもそれなりにやることもあるものですが、そうは言っても普通の生活と比べると変化の少ない毎日です。そんな中でも今日は、いろいろな出来事があった1日でした。
午前中隣のベッドの人が退院していき、昼過ぎには(ずっと仲良くさせていただいた)向かいのベッドの人も退院していった。彼は左足骨折で2カ月と1週間の入院生活でした。もう1人は昨日退院したので、この4人部屋はついに私一人だけになってしまった。無意味に広い個室状態である... そう言えば去年も同じようなことがあったなぁ。
夕方にはとうとう待ちに待ったギブスカットが行われました。本当は明日土曜日の予定だったのですが、医者に懇願して1日早めてもらったわけです。とにかく窮屈で歩きづらく、足首のリハビリもできないし、踵はしびれる、おまけにかゆくてもかけない。こんなものは1日でも早く外したいと思うのは当然。2週間ぶりに見る自分の足は、細く見えた。足の腫れはまだ多少あるものの、かなりひいてきた。その証拠に皮膚が所々シワシワになっている。足首はまったくと言っていいほど動かなくなっていた。脳が動かせと命じても、動くのは足指だけで足首は動かない。こりゃリハビリのし甲斐があるな。
カットしたギブスの半分はしばらく付けたままと言われたので、ここでもまた医者に懇願。交渉成立で、今晩一晩はつけるけど明日からは、既定の荷重以上かけないという条件付きではずれることになった。言ってみるものだ。
さらに退院の予定も相談した。明日ギブスを取って歩いてい見て、何とかなりそうな感触を得ることが出来れば、退院も可能とのこと。退院してもしばらく自宅療養ができることと、週2〜3回通院できるのであれば週明け月曜日にも退院できる見通しとなった!
急展開で少々興奮気味だけど、脱獄 脱出 脱走 退院して家に帰れるかもしれないと思うと、足は治っていないけどやっぱりすごーく嬉しい。