手術とその後の激痛

昨日は消耗しきっていたので、1行書くのがやっとでした。今日は、もう少し書こうと思います。
手術は、14:30からだったのですが、午前中は手術前に体を洗っておこうということで、久しぶりのシャワー。足が不自由なため、脱いだりするのも看護師さんに手伝ってもらうので、すっぽんぽんな姿も全部さらけ出します。そんなことよりも足が痛いことの方が、よっぽど重要なのです。
その後3時間も前から術着に着替えさせられ、点滴(ソリターT3)をされる。14時過ぎになるともう1つ点滴(セフメタゾン)が追加され、T字帯(ふんどしで売店で500円で購入)に着替えます。このときも看護師さん2人がかりでお着替えです。
いよいよ手術室へ向かう。家族とは手術室入口でお別れ。手術室の中にはすごく沢山の医師がいてびっくり。何人かは麻酔技師で、簡単な説明の後背中から太い脊髄麻酔を打たれる。これで下半身が麻痺。そのご全身の麻酔をされた後は、意識なし。
目が覚めた頃には、見覚えのある医師が「終わりましたよ。手術は大成功でした。」と顔を近づけて教えてくれました。たぶんこれが17時頃。
その後、病室に戻ってしばらく眠りに就いた。ずっと寝ていたせいで腰から背中にかけて激しい痛みを感じて目覚めた。これが20時頃かな。ところが、まだ下半身がまったく動かないので、看護師さんに頼んで横を向かせてもらう。麻酔がよく効いているということですね。
21時頃には麻酔が切れてようやく下半身も動くようになってきた。しかし、ここからが地獄への第一歩でした。骨折した部分が、激しい痛みに襲われてきた。冷やそうが高くしようが、まったく関係ないとでも言うように痛む。骨折した日より痛いのではというぐらい痛い。
術後はみんな痛いけど、痛み止めを打てば大丈夫ですよ、と聞いていた。これがそれかぁと思い、22時頃痛み止めの筋肉注射ペンタジンを打つ。今までは、これで痛みが緩和されていたのだが、今回は一向に効き目がない。
1〜2時頃、次の手として座薬アルピニを試す。残念ながらこれまた効果なし。
4時頃、最終手段として、レペタンという筋肉注射を打ってもらう。これもほとんど効果がなく、結局翌朝を通り越して昼ごろまで、ず〜っと痛くて、寝ずにう〜んう〜ん唸っていました。
もちろん地震があったときも起きており、今大地震があっても逃げようがないななんて思いながら痛み苦しんでおりました。
昼頃の2度目のペンタジンがようやく効いたようで、痛みが和らいできました。ホッ...
昨日から今日にかけて乗り越えたものは、とてつもなく大きなものに思えました。夕方には、軽いリハビリも始まり、ようやく一歩前へ踏み出すことができたような気がします。