あれから1年

尾根幹

7月4日と言えば普通は独立記念日ですが、私にとっての7月4日は、忘れもしない1年前、44日間の入院生活を終えて無事退院した日なのです。
好酸球性腸症という少し珍しい病気だったのですが、入院する前からの数十日を加えると長く苦しい日々でした。退院してすぐのころは10分程歩くのもしんどいほど体力も低下しており、暑い夏をマスクをして乗り切ったことが思い出されます。
あれから1年、思えばいろいろなことがありました。

  • 退院してすぐのころは10分程歩くのもしんどいほど体力も低下していたこと
  • 暑い夏をマスクをして乗り切ったこと
  • 最初の数か月は禁酒生活だったので暑いときのビールがうまく見えてつらかった
  • 社内転職で新天地でのスタートを切ったこと
  • ロードバイクを買ったこと
  • そのロードバイクで富士山を含む峠を何度も登ったこと
  • 普通の食事が摂れるようになったこと
  • 長かったステロイド治療がようやく終わったこと
  • 四捨五入すると50歳となる45歳の誕生日を迎えたこと

2度あることは3度あるというので、またいつかお腹の調子が悪くなるんじゃないだろうか、今年は入院せずに済むだろうかとか弱気とも思える心配事はこの1年間ずっと持ち続けてきました。
でもまぁ何とか1年間は無事シャバで過ごすことができました。この調子でもう1年、2年、3年と確実に病気とは縁のない生活を続けたいですね。