タイヤ交換 Vittoria Open Corsa EVO CX

完成車についていたタイヤもかなり摩耗してきたことと、1か月ほど前にパンクしたときの亀裂がはいったままなのも気持ち悪いので、新しいタイヤに交換しました。今のタイヤの走行距離が約 2,700km なのでもう少し乗れる気もするが...
2にするか3にするか」で迷っていたことはミシュラン Pro3Race にしようかなとも思っていたが、今回は、vittoria の Open Corsa EVO CX (オープンコルサ EVO CX) にした。ピナレロ、フィジーク、ナリーニに続きまたもやイタリアもんだ。:-) このままイタリア路線でいくのか!? 自転車用品は本体と同じようにイタリアのメーカーがすごく多い気がする。さすが本場だ。
このオープン コルサもすごく評判のいいタイヤで、低い転がり抵抗としっかりとしたグリップ、高い耐パンク性能にくわえてしなやかであるそうだ。要はバランスが良いらしい。このタイヤは 290 TPI (Threads Per Inch) というすごく高い TPI である。TPI は1インチ(25.4mm)辺りの繊維の本数で、この値が高いと強度と耐パンク性能の向上は期待できるそうだ。チューブ/タイヤ交換が苦手な私はパンクは極力さけたいので、このポイントは重要。軽量であることももちろんキーポイントだけど、極端な軽量タイヤやチューブは、どうも少し怖いので敬遠してしまう。290 TPI はしなやかさにも貢献しているかも知れない。オープンコルサ EVO CX は 700 x 23c で 230g(カタログスペック) なので驚くほど軽量なわけではない。
タイヤの要件は、快適性、耐久性に加えてレースタイヤとしての性能ももちろん欲しい。ヒルクライムであれば、軽いにこしたことはない。そういった贅沢な要求を満たすような製品となると各メーカーのトップクラスのタイヤになるのでしょう。他のパーツはなかなかそうはいかないが、タイヤならば各メーカーのハイエンドクラスの商品も手が届く。しかもその効果はダイレクトなので、ここのアップグレードは私にとっても大切なところです。
さくっと取り付け完了とはいかず結構苦労したけど、何とか完了。途中までタイヤレバーの正しい使い方を理解していなかったかも。ちょっとコツをつかんだ(ちゃんとした使い方を学んだ...)気がする。あぁ、親指の腹が痛い...
今までの MOst EWIVA A.F.は、ピナレロやオペラの純正品で私のバイクのワンランク上くらいまではこのタイヤが装着されているようだ。カタログ値と実測値の違いはあるもののもしかすると重量アップかも...

タイヤ 重量 圧力
MOst EWIVA A.F. 222g(実測) 7/9bar
vittoria Open Corsa EVO CX 230g 8/10bar

試走で軽く 15km 程走ってみたけど、「あ〜、タイヤを交換するとこうなるんだ。」というのを実感した。タイヤを交換したことなどなかったわけだから、本当に違うの?違いがわかるの?と半信半疑だったけど、確かに違うんだな。8.5 bar 位(私にとっては過去最高圧)で乗ってみたけど、固い感じはまったくなかった。むしろ以前よりなめらか。前のタイヤが摩耗していたのでグリップは明らかに向上。路面と接するときの「音」が違っており、粘っこい音に変わった気がする。これは路面に砂などがあった場合にはっきりとわかる。転がり抵抗云々はよくわからなかった。そう言われればそうかもという程度。もう少し走ったらわかるかも。