ブラインド テスト

ITmedia AnchorDesk で読んだ面白い記事

高いケーブルは音がいい? オーディオマニアに聞かせてみた
http://www.itmedia.co.jp/anchordesk/articles/0801/16/news099.html
iPod で再生した高品質 MP3 と $3000 のプレーヤーで再生した CD、$2000 のスピーカーケーブルとホームセンターで売っているケーブル、電源コンディショナーの有無などの A-B テストをブラインドテストとして行う所謂利き酒ならぬ利きオーディオをオーディオマニア向けに実施したお話し。
この記事ではワインに似たようなものだと例えている。ワインは詳しくないが、何となくニュアンスは理解できる。味や音などの違いを言葉で表現するのにはさすがに限界があり、そうするとどうしても時々奇妙な比喩を使ったりするのだろう。私自身もオーディオ好きで、物凄い高級機器を揃えているわけではないけど、ずば抜けて高級なものは視聴すれば一発でわかる(ものもある)だろう。特にアナログ接続やスピーカーケーブルは差がわかりやすいかも。
最近はまっているロードバイクもある種似たような世界があるような気がする。CD プレーヤーより高価なケーブルがいっぱい存在するのと同じように、自転車本体より高価なホイールは沢山ある。どちらもきっと効果があるに違いない。でも3万円と15万円のものを比べたときに、性能が5倍になるかというとそうはならないのがこういった趣味の世界でよくある話だ。倍数も感覚的なものだが、せいぜい 1.5〜2倍がいいところだろう。でもマニアというものは、たとえ5倍の金額を払って効果が2倍以下というダメダメな対費用効果であっても投資してしまうものだろう。