頭がいい人、悪い人の話し方

Blackcomb2007-06-07

頭がいい人、悪い人の話し方」(樋口裕一著)。「ついに100万部突破!!」という帯につられてこちらも古本屋にて購入。
要は話し方ひとつで評価されてしまう、バカな話し方がわかれば、知的な話し方は身につくという内容で、40のバカな話し方を例にあげて、解説した後に周囲の人の対策と自覚するためのワンポイントが説明されている。私自身話が下手な方なので、少しでも改善できればと思い読んでみた。結果として、勿論自分の話し方についても参考にはなったが、それよりもむしろ相手に対しての対処の仕方の方が興味深かった。そうは言っても相手が上司だったり、注意・指摘しにくい相手だったりして、尚且つ係り合いを持たない訳にはいかないから悩ましいケースが多いので、本書はそういったケースも考慮されている。
強くお勧めするほどではないけど、読んでも損はしないといった感じ。各例に自覚するためのワンポイントや改善方法が述べられているが、最大の問題点はそういったバカな話し方をする人の多くは自覚症状がなく、このような本を読まない確率が高いということかも知れない…