ミイラと古代エジプト展

Blackcomb2007-02-11

去年の10月からのロングランも来週の日曜日までということなので、「ミイラと古代エジプト展」へ行ってきました。場所は、上野の国立科学博物館。上野に行くこと自体いったい何年振りだろう。3連休のど真ん中ということもあり、上野周辺は物凄く混んでいて、駐車場の待ち行列もはんぱじゃない。さんざん並んでやっと車を駐車場に入れ、国立科学博物館へ向かってびっくり。チケットを買うのに1時間も並ばなあかんらしい。さらに入場制限されているので、実際に「ミイラと古代エジプト展」に入れるのはさらに1時間後。計2時間である。せっかくここまで来たのだからチケット買うために並びましたよ。「ここが最後尾」という看板を持った人が立って何やら案内している様子はまるでディズニーランドではないか。まったく予想していなかったので、かなり驚かされた。何とかチケットを購入したが、あと1時間あるということなので、もう1つの楽しみの常設展の方(地球館)の恐竜の骨などを3FからB2Fまでたっぷり見て回った。この博物館は初めて来たけど、想像していたよりかなり綺麗で広くて子供もめいっぱい楽しめる。
そうこうしているうちにメインイベントの時間である。まずはじめに3Dシアターでびっくり。CTスキャンとかCGを駆使したムービーでミイラの内部にも侵入して、謎を解き明かす。ミイラは内臓をすべて(丁寧に)取り出して乾燥させるそうだが、生き返ることが願いとしてあるので心臓だけは例外で取り除かないそうだ。
続く展示室では大英博物館所有のネスペルエンネブウのミイラが納められた棺や包帯、マスク、アクセサリ、容器、等々ミイラにまつわるさまざまなものが展示されていた。棺桶は思っていたよりも小さかった。恐らく160cm位の身長でなければ入らんだろう。3000年前の古代エジプトのミイラや棺桶は物凄く神秘的でちょっぴり恐い。
ミイラとその棺桶やマスクの本物を見る機会はもうないかも知れないと思うと非常に貴重な体験だった。が、しかし、人が多すぎる!とにかくうんざりするぐらい人がいる。長身の私でもよく見えないものが結構あった。日本人ってミイラ好きなの?
(博物館の写真をいくつかFotolifeにアップロードしました。Mummyは撮影禁止と言われたのでないです...)