このブログでも何度か触れたが、去年の8月頃から悩まされている咳は、医者によると重度ではないが喘息だろうということである。あれから月1〜2回のペースで病院には通い続けている。薬が効いている間は問題ないのだが、切れてくるとぜえぜえやらぴーぴーやらと音がし始め、そうなると咳が止まらなくなってくる。まぁ、薬を飲んでいれば大丈夫なのでとりあえずは様子見で今まで来ていた。いろいろと試した薬だが、10月頃から、ようやくセレスタミン錠とメジコン錠という薬に落ち着いた。後で知ったが、結構強めのステロイドのようだ。でもこの薬は私に合っていたようで、飲むと必ず咳が収まった。以来この薬がない生活は考えられないようになってしまった。知らない人が読むとまるで薬物中毒のようですが... (^^;)
ところが、12月頃からこの薬の効いている時間が少し短くなってきた。朝晩の2回だが、夕方くらいになると咳きこむようになってきた。そこで、これらの薬に加えてホクナリンテープも併用することにした。これはご存じ体に貼るテープである。不思議だけど、あんな薄っぺらいテープを貼るだけで、咳が結構抑えられる。
喘息の為、そういった薬漬け生活が半年以上も続いたので、医者の勧めで、フルタイド ディスカスという吸入タイプのものを追加した。これは、ドライパウダーの吸入ステロイド剤で、今までの錠剤と違って直接気管支に作用する気管支喘息の吸入剤だそうである。しかも副作用も今までのステロイドよりも遙かに少ないらしい。フルタイド ディスカスは、グラクソスミスクライン社という製薬メーカーの薬で、内部構造などはここにある図が比較的くわしい。実際は、こんな感じ。まるでポケモンでも出てきそう... ;-)
吸い込んでみたものの、本当にパウダーが出ているのか、きちんと吸入できているのかがいまいち不安で、効果に関しても最初は半信半疑であった。仰々しいルックスでちょっと面倒だなという印象だったけど、すご〜く効きます、これ。今までの薬もそれなりに効いていたけど、このフルタイドディスカスは更に上をいっています。今まで飲んでいた薬を止めてしまってもいいかもと思わせる程の効果で、半年近く悩まされていた喘息が治る日もそう遠くないかもと、ちょっぴり明るい兆しが見えてきた今日この頃です。:-)
- 今日のBGM: Thinking About You / Norah Jones (2007)