MOT 東京現代美術館

Blackcomb2006-08-20

毎日これでもかと暑い日が続くので、今日はちょっと涼しい所がいいなと思い MOT こと東京現代美術館へ行ってきました。前回行ったのはいつだったか覚えていないほど昔である。今はディズニー・アート展 (The Art of Disney) が開催されており、これなら子供達も気に入るだろうという魂胆です。
ところがどっこい少しばかり趣が違っていました。"空いている" イメージの強い美術館ですが、チケットを買うのに5分待ちで、混雑の為入場制限までされており入場まで10分待ちという混みよう。しかも周りを見渡すと、もちろん子供連れ家族の姿もあるが大人だけの客の方が多いという光景にちょっと驚かされた。展示場では、本家ディズニーから門外不出の貴重な美術品多数と、最近千葉大学に保管されていたことがわかった貴重な作品が多数展示されており、背景画の驚くほど精巧な絵画はまさに芸術作品で単なるアニメと呼ぶにはあまりにも高尚である。(別にアニメが悪いという意味ではありません) これらの芸術作品を前に立派な大人が目を凝らしてそれらの作品に見入っていた。殆どが1940年代終わりから1950年代に描かれたもので、そのわりには保存状態もしっかりしていた。一番印象に残ったのは、Sleeping Beauty (眠れる森の美女) かな。
最後には、ミッキーマウスの書き方や、クラフトワークでミッキーの帽子やプリンセスのティアラが作れるコーナーもあり、子供も楽しめる趣向がこらされていた。が、ここでも子供ではない女性同士やカップルなどがはさみをつかって工作してました..