.NET Framework

Blackcomb2006-05-21

前回図書館で Microsoft Press の「プログラミングXML」を借りたのだが、700ページ超ある上に重くてでかい為持ち歩くには向いておらず、結局通勤中に読むことも出来ず半分も読まずに返却しなければならないはめになった。(正直に言うと内容的にもいまいちだった) この経験を生かして今回は、持ち運びに適したサイズでもあるオライリーの「.NET Framework エッセンシャルズ 第2版」(原題: Introducing the .NET Framework)を借りてきっちり読み終えました。表紙は海老です。
今更 .NET エッセンシャル?という感じでお恥ずかしいですが、この本なかなか要領よくまとまられていてわかり易かったです。知っているつもりで知らなかったことがわかったり、ずっとひっかかっていたことが解決したりとボリュームの割には役に立ちます。約300ページ強なので、それほど詳しく掘り下げた内容ではありません。原題からもわかる通り、まずはこの本で手っ取り早く全体像を掴んで簡単なプログラムを動かす所までは十分な内容が網羅されていると思います。先ずはこの本で .NET を触って、必要に応じてもっと詳しい本を読むのがいいかも知れません。サンプルコードはC#が多いが Managed C++, VB.NET なども豊富に掲載されていて幅広いプログラマーを対象にしているようである。最初の方で .NET の PE(Portable Executable)の解説から入っていく辺りでまず気に入り、CLR, XML, WebサービスADO.NET, Web/Windowsフォームと大変読みやすい構成でした。Visual Studio といった統合開発環境に依存していないところも個人的には交換が持てた点です。