携帯電話を買いました。(と言っても自分のではなく嫁はんが使うモノ)
発売直後から au design project の neon が欲しいと言っていた。深澤直人氏デザインのアスキーアートっぽいLEDがお洒落なあれです。「欲しいんやったら買うたら?」と言うと「でも高いなぁ」といった調子。確かに決して安いとは思えないけどあれだけの機能がつまった端末と考えれば、桁外れに高いというほどでもない気がする。そうこうしているうちに、気がつけばどこも在庫なし、入荷未定となっているではないか。少し調べてみると、どうやら発売して3ヶ月も経たないうちに製造中止になったようで現在は店舗在庫のみでそれがなくなり次第完全に終了だそうだ。かなり本気で購入を考えていただけに、こうなるとなおさら欲しくなる。(くどいようだが、欲しいのは私ではなく嫁はん)
ネットでいろいろと調べたがどこも無さそうである。そこで目に留まったのが調布の港湾電話堂本店。もしやと思い場所を確認するとよく通る細い路地にあるあの店ではないか。さっそくだめもとで電話してみるとなんと1個だけ在庫があるという。しかも欲しかった mizuiro のみ。なんという偶然。さっそく抑えてもらい、しっかり購入。これを逃したら購入は難しかったと思うと妙に得した気分になりました。ホームページで知ったことは、このお店は実は時々ランチにいくスタボンというレストラン(夜はバー)と同じ NATTY SWANKY という会社の経営でした。新たな発見もあり、スタボンの1000円割引券ももらい、ちょっぴり得した気分でした。
neon という携帯は、さすがデザインに凝っただけあって非常に秀逸である。サブディスプレイの代わりにつるんとした何の変哲も無いような筐体にLEDで文字表示されるのが実にお洒落。閉じるたびに違った動くアスキーアートのようなものが表示されそのどれもがユーモアがあって遊び心満載のデバイスである。これは見ていて実に楽しい。充電器にセットすると時計になるし、着信などがあると名前がローマ字表示される - これはアドレス帳の振り仮名をもとにローマ字に変換して表示しているのでしょう。こういった小技が実ににくい。デザインだけではなく最近のauの機種に搭載されている機能はほぼすべて搭載されているので、見掛け倒しになっていないところが素晴らしい。今の所唯一気に入らないのは、厚み。大きさは通常の携帯より少し小さめだけど厚みが少しある。小さい分目立つのかもしれない。でも何故こんないいモデルを早々に製造中止にしてしまうのでしょうか?ぜひとも理由が知りたいです > KDDI
- 今日のBGM: Ol' 55 / Tom Waits (1973)