In the Court of the Crimson King (Original Master Edition)

Blackcomb2006-03-27

ロックの名盤中の名盤、言わずと知れた King CrimsonIn the Court of the Crimson King [Original Master Edition] DGM0501 である。先週書いた Pearl (Legacy Edition) と同じようにこのアルバムも LP から数えると3度目の購入になる。Pearl の時と違い、これは収録曲は一切変更なしだが、音質が格段に上がっている。正真正銘のオリジナルマスターテープが発見され、2004年9月に Simon Heyworth がそれをもとに24-bit LPCM に変換し HDCD に納めたものがこれである。このアルバムはもともと音質があまり良くなかっただけにこのバージョンは実にありがたい。裏ジャケットに "24 bit remaster by Simon Heyworth at Super Audio Mastering." と書かれており、もしかして SACD もあるのかと思わせる。今の所なさそうではある。あったら、きっとまた買ってしまうだろうなぁ... Amazon では、タイトルが単に "In the Court of the Crimson King [from UK] [Import]" となっており、一見これが Original Master Edition かどうかわかりにくいですが、間違いありませんでした。
文句なしの全5曲は、時に荒々しく、時にソフトで叙情的であり、ジャズっぽいかと思えばフォークロックも飛び出す。ELP 時代も含めて Greg Lake のボーカルを聞く度に、やっぱりプログレのボーカルはこいつが似合うなぁと感じてしまう。
CD ラベルは、アイランドオリジナルに近い感じのピンク一色で、"Original Master Edition" のすぐ上に、"FOR E.G. PRODUCTIONS - 'DAVID & JOHN'" と書かれています。